無愛想な彼に恋しました

バスケ部マネージャー




「琴音はここで見てて」


「うん。分かった」


輝君が用意してくれたパイプ椅子へと腰を下ろす。


誰よりも輝君を近くで見れる特等席。


練習が始まると、部員の皆の目つきが変わる。


運動している人は凄く輝いていると思う。


だけど私の中では誰よりも、輝君がカッコいい。



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