無愛想な彼に恋しました


お姉さんタイプ。


それが彼女に似合う言葉。


「あ、私バスケ部マネージャーの佐々原さくら。よろしくね」


すっと差し出された手。


「はぁ……」


私もその手に自分の手を重ねた。


「ことねちゃんでしょ?良く輝から琴音ちゃんの事聞いてるから知ってるんだ~」


輝くんが私の事を?


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