無愛想な彼に恋しました


ぼーっと考えていると、一つの光景が私の目に入る。


「はい、輝。お疲れ様!」


「あ、どうも」


さくら先輩が輝君にタオルを渡す光景。


たったそれだけ。


マネージャーなのだからそんな事当たり前なのかもしれない。


だけど、私の目が可笑しくなければ……。


さくら先輩の頬がほんのりと赤い。



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