無愛想な彼に恋しました


「何よ~。そんなに荒城が居ないと拗ねちゃうなんて琴音もまだまだ子供ね」


「どうせ私は子供だもん……」


そんなこと言われなくても分かってるもん。


ズーンっと気持ちも自然と下がって行く。


私は勢いよく机に伏せる。


あーぁ…。私がもっと大人だったらこんな気持ちにもならないのかもしれない。


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