無愛想な彼に恋しました


「でもありがとう!それじゃ、また明日ね」


背を向けている荒城君にひらひらっと寂しく手を振る。


「何々?あんた達いつの間にそんなに仲良くなったの?」


ズイッと机に身を乗り出して楽しそうに聞いてくるちーちゃん。


「仲良く見えたちーちゃんに眼科に行くことをおすすめしまーす」


「えー何よそれー?」


あんな会話誰にだって出来るし、会話って言う会話をしてたように見えないよ。



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