無愛想な彼に恋しました


いつも隣に居る輝君が居ないだけで、これほどまでにも広く感じる。


「輝君……」


名前を呼ぶ事で、輝君があらわれてくれるだなんて思って無い。


だけど、呼びたくなった。


少しずつ自分の中で色々な感情が芽生えてくる。


そうかと思えば、ジワジワと視界が滲んでいく。


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