無愛想な彼に恋しました



池田の体がビクッとなる。


周りの視線も一斉に俺に集まってくる。


けど、そんなこと気にしてなんていられないし。


「俺は…居なくならない!ずっと池田の傍に居る」


何を伝えるべきなのか、何て分からない。


いつも周りには女はたくさんいたし、女の扱いは知ってる。


なのに、肝心な時にすべて忘れてしまった。


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