無愛想な彼に恋しました


調子に乗った俺はいつもの調子に戻っていた。


きっと、池田の調子もいつも通り……。


「え…?」


池田はまた、赤くなっている。


「こ、この後…引っ張叩いたお詫びにコーヒーおごって上げます…」


……女の子って感じがした。


いや、もともと女だったんだけど、初めてみる池田の表情にドキドキする…。


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