無愛想な彼に恋しました


荒城君はただ私の作ったカレーを食べているだけ。


なのに、どうしてか…凄く胸の奥が暖かくなって、それだけの事なのに落ち着く。


この時間が続いたらいいなんて変なことを思い浮かべたり。


今日の私は変だ…。


もっと…ずっと、荒城君と居たいと心から思ってる。


「荒城君…私今日変なの…」


思い切って荒城君に打ち明ける。


「変っていつもどおりじゃない?」



< 79 / 634 >

この作品をシェア

pagetop