支えてくれたのは君だから.。




俺が冗談って言わなければ


あの場で結ばれたか?


多分ないな


気付けばマイはご飯を食べ終わっていた

こいつ、グリンピース残してる。嫌いなのかな。俺と同じじゃん。

「ねぇケイヤ。グリンピース食べない?」


そんな事上目遣いで言われる俺は
「はい」と返事するしかなかった



苦くて不味いグリンピースを恐る恐る口にいれ、飲み込む

「お前最悪」


おれだって言ってやった


「あんたのほうが最悪
恋人詐欺。あたしの気持ち泥棒」

おれは負けた


グリンピースをすべて飲み込むとマイは笑顔だ


「グリンピース好きなんだね!これからもマイの残したグリンピースあげるね!」




おれは天国だが地獄だ。

< 12 / 14 >

この作品をシェア

pagetop