ふたつの道
ひとすじの光
「う!さむっ!!」

まだ、肌寒い春の季節に私は彼に出会った。


入学してから1ヵ月私は、全員の名前をまだ覚えてない。

私・・・・高野麗は中学一年生。

入学したばかりだけど、気の合う友達ができて結構楽しい学校生活を送っている。

勉強はまぁまぁ、めちゃ可愛いわけでもない。

特技もないし、もち将来の夢なんてない。

まぁそこらにいる普通の中学生だ。

恋もしてたし、彼氏がいた頃もあった。

けど、どの恋もすぐに終わっていた。

本当の恋なんて分からない。分かろうとも思わない。

どういうコトが恋なんだろう?あーわけわかんない。

ま、恋なんてしなくていいと思ってた。

アナタと出会うまでは・・・・。ずっと・・・・。

このまま平凡に終わるはずだった麗の人生はアナタとであったことで

大きく変わっていく・・・・。
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