僕らの恋は…
昨日…――――――
その後、
羽舞ちゃんは試合が終わったから帰ると言った。
なので私と瑞葵は
「桐斗、送っていけば。」
「え、そんないいです。
1人で帰れます。」
と、すごい申し訳なさそうに言った、羽舞ちゃん。
ムッ。
「そんな気遣わないでよね。
――それと、敬語やめて、タメ口でいいよ。
だって私達、…友達…でしょ。?」
まるで他人みたいに敬語で喋る羽舞ちゃんにムッときてつい言ってしまった。