僕らの恋は…
第3章 真実の…
「はっ、はぁ、は、ちょっと瑞葵!?」
って聞いてないし。
瑞葵は、
千尋と楽しそうに喋っていた。
「あ!歩おはよ。」
「おはよ、千尋。」
千尋は何も知らないので普通だ。
「ていうか!瑞葵。何走ってんの?」
ちょっと睨んで、少し息をととのえながら、
そう瑞葵に言った。
「えー、なんのことー?」
ムッ。
むかつく!
にやけやがって!
「まぁ、まぁ、歩。今はそこらへんで、早くいかないと。」
ま、確かに。
そう想い、3人で校門をくぐった。