隣に座っていいですか?
寝室に入って
もうベッドに飛び込んだ。

あぁ終わった。
疲れたけど楽しかった。

こうやって
ひとつひとつ私も経験しながら、桜ちゃんと一緒に成長するのかな。

ぼんやりとうつぶせになり
枕に顔を埋めていると

彼が部屋に入って来て私の隣に横になる。

「ママお疲れ様」

「うん」
気持ちよく返事すると彼は起き上がり、私の背中に乗って大きな手のひらで背中を心地よく圧迫。

「背中堅い」

「綱引き頑張ったもん」
笑うと彼も笑う。

優しく背中をマッサージされながら……その手が前に入りパジャマのボタンが外された。

「なっ?何で?」

「素肌の方がマッサージしやすい」
真面目に返事。

そうなの?
気持ちいいけど……。

素肌全開で温かい彼の手のひらを感じていたら、急に身体を回されて正面向きにされた。

「せっ背中だけでいいよ」

「胸もこってる」

魅力的な笑顔が小さなベッドサイドのライトを受け、綺麗な顔が色っぽい。

「こってない」

「いいから」って
そのままキスをして、彼は私に馬乗りになって身体の自由を奪う。

「今日は郁美さんも頑張ったね」

優しく言いながら甘いキスをして、胸の先端をそっと指で転がし自分の唇を移動する。
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