わたしは彼を殺した、そして彼に殺される〜50years later〜
さて、これからどうしよー?

わたしは、ぼんやりと考える。

もちろん、彼に会いたい。

けれど…

彼を探すにも、あまりに広すぎる。

つか、探す手がかりもゼロに等しい…

とりあえず、

ひとやすみしよう、かな。

ここでは時間の終わりはないんだもん。

彼はきっとどこかに存在する。

地獄なわけないはず。

わたしは裁判官のあの話を信じる。

だから、ゆっくりと…

自然に再会できる日を待っていたら、

それでいいよね?
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