わたしは彼を殺した、そして彼に殺される〜50years later〜
ここでは時間の概念がないことを、改めて思い出す。

あー、早く慣れないといけないな。

だから…
時計も他のものと同じで必要なし、か。

明るさも暖かさも来たときと同じ。

この感じがずっと続くんだねー。

うとうとしながら…

そのままベンチで少し横になる。

別に住む場所なんか必要ない。

わたしはもう魂なんだし。
< 47 / 52 >

この作品をシェア

pagetop