先生と教官室3~沢山の初めて~





身体だけじゃなくて、唇も熱い。




服を掴む手にも更に力が入る。




「…はい、しましたよキス。」




ゆっくりと唇を離し、平然を装った風に身体をソファーへと戻す。




今はドキドキした素振りなんて見せてあげない。




見せて…あげない……と、いいたい所なんだけど、顔が赤くなっちゃいそうだから今すぐにでもキッチンに行きたい。




だから早く私の上からどいて下さい先生。




「先生?」




「…足りない。」




「はい?」




「もう一回。」




「え、何い…んんっ」




押し倒されている身体に先生の身体が覆いかぶさる。




そして、噛みつくように先生は私にキスをした。




さっきの触れるようなキスとは全く違う、深い深いキス。




お、おねだりなんてしなくても、最初っから先生がキスすれば良かったじゃないですかぁぁぁぁ!!!








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