先生と教官室3~沢山の初めて~



やっぱり、男の人にとって『父親』という存在は大きな物なんだなぁ。



私にとっての『お義母さん』と同じような存在なのかな?



いや、それとこれとはまた違うか。



「おい、何笑ってんだ。早く帰るんだろ?送ってくから準備しろよ。」



微笑む私とは正反対に、少し焦った様子の先生。



やばい、これは相当面白いぞ。



それに、普段はこんな先生見れないし、なんか新鮮。



「おい、伊緒?いおさーん?」



でも、そろそろ必死過ぎて可哀想になってきた。



仕方ない、種明かししますか。




「先生、今の全部嘘です。」








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