先生と教官室3~沢山の初めて~
「先生、まってまってっ!!謝りますから、私が悪かったです!!」
「うるさい、黙ってろ。」
「っっん!!!」
先生が私を連れてきた先は、リビングの横にある寝室。
わざわざ私を寝室に連れてきた事と、今されているこの強引なキスの事を考えると、この先はもう嫌な予感しかしない。
何とかして逃げようと暴れてみるが、がっちりとホールドされた身体が抜けだせるはずもなく、ただ息が乱れていく。
「ちょ…せん…せっっ…」
「なに?」
そんな私の必死さを嘲笑うように、キスの合間に余裕そうに返事をする先生。
いくら経験の数が違うといったって、私と付き合ってからのキスの数は同じなはずなのに…何でこんなにも余裕っぷりが違うんだろうか。
「せ……はな…し……ん…」
キスの嵐に負けじと言葉を発するも、私の何倍も上手な先生は、私の口が開くのを見計らって攻め入ってくる。
こんの、鬼っっ!!悪魔っっ!!キス魔っっ!!
先生のばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!
「おい、生きてるか?」
それからずっと続いた激しいキスが終わる頃には、私のHPはほぼ0に近かった。