禁断の放課後
帰らせない・・・
・・・え????
すると、亮哉は突然あたしの
手をにぎり教室につれこんだ。
最悪なことに、教室のドアは鍵つき。
もちろん亮哉は鍵をしめる。
しばらく沈黙が続いてた。
その間、亮哉はあたしの目を
じっと見つめていた。
・・・・・ゴクッ
つばをのみこむ音がやけに
大きく聞こえる。
沈黙を破ったのは、亮哉だった。
『誰もいないね』
『う、うん・・・・・』
すると亮哉はカーテンを閉めはじめた。
『も、もしかして・・・・・・・』
亮哉はカーテンを閉め終わると
あたしを床に押し倒した。
『そう。そのもしかしてだよ』
あたしは、恥ずかしすぎて
顔がトマトみたいに赤くなって
いたと自分でも思う。
『ふふっ笑 顔真っ赤』
『もぉ~!!見ないでぇ~~』
と、自分の顔を手で
隠そうとした瞬間・・・
亮哉はあたしの手を掴み
床に押さえつけた。
『かわいいよ』
そんな事を言われると
もっと赤くなってしまう・・・
あたしはこんなドキドキしたのは
初めてかもしれない。
あたしは緊張しすぎて
ガチガチだった。
『緊張してんの?大丈夫。
優しくするから・・・』
そう言って亮哉は、あたしの
制服のボタンをはずしていく。
その時あたしは、すっごく
幸せだった。