禁断の放課後
ライバル

あたし達が1つになれた

その5日後。


あたしは、いつも強い視線を

感じていた。

でも振り向くと誰もいない・・・


なんか怖いな・・・


学校の中でも、亮哉と帰る時も

いつも誰かの視線を感じる。


『ねぇ・・・』

『ん??』


亮哉と一緒に帰る途中、亮哉にその事を

話してみることにした。


『最近誰かに見られてるみたいなんだ・・・』

『ストーカーか!???』

『そうかもしんない・・・』

『大丈夫。俺がお前守るから』


そう言って、亮哉は

繋いでいた手を

さらに強く握ってくれた。


ありがと・・・亮哉・・・


亮哉がいてくれれば、ほかに

何もいらないよ・・・



『約束のかわりにキスな笑』

『もぉ~しかたないなぁ~笑』


あたし達は人がいるのも

気にせず口づけを交わした。












人ごみの中に

鋭く睨む

恐ろしい目が、あたしを

見ているとも知らずに・・・







































< 7 / 10 >

この作品をシェア

pagetop