気まぐれ王子とサル女







「あははっ!七海の顔、ウケるw」



陽葵はその七海の顔を
見ながら大笑いをし、


「うるひゃいぉー。
はひゃくはにゃしへ!」


七海もうまくしゃべれてないが
内心嬉しそう。



ったく、なんなんだよ。


七海も陽葵も。


その2人の様子を見ていると
なぜか胸が苦しくなり、
俺は"じゃ、教室に戻るわ"と
2人に告げてその場をあとにした。





< 152 / 213 >

この作品をシェア

pagetop