気まぐれ王子とサル女



「...太、爽太ー!」



「んっ...」



夢だったのか。



目を開けると、
横にはななの姿があった。



「うわっ!!」



「何、おどろいてんの(笑)」




驚くもなにも
ななとの距離が近い。



鼻と鼻がくっつきそうだ。



俺は一気に心拍数が上がった。


って、なんで俺が
こいつを見てドキドキしてんだよ。







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