続・星屑チョコレート【短】
「……1ヶ月、ね」
バスルームに響いた、ため息混じりの呟き。
ホワイトデーだった今日は、橋本君と付き合い始めて1ヶ月の記念日だった。
もう日付が変わってしまったし、あたしは記念日なんかに興味は無いけど、彼にとっては重要だったらしい。
ただ、あたし達の関係は以前までとあまり変わらない。
社内恋愛なんて周囲にバレたら面倒な事になるのは目に見えているから、橋本君にはあたし達の関係を内緒にする事を提案し、何だかんだで常識のある彼は頷いてくれた。
残念ながら、社内での橋本君の態度は以前とほとんど変わらないけど…
それでも有り難い事に、誰もあたし達が付き合っているとは思わないみたい。
バスルームに響いた、ため息混じりの呟き。
ホワイトデーだった今日は、橋本君と付き合い始めて1ヶ月の記念日だった。
もう日付が変わってしまったし、あたしは記念日なんかに興味は無いけど、彼にとっては重要だったらしい。
ただ、あたし達の関係は以前までとあまり変わらない。
社内恋愛なんて周囲にバレたら面倒な事になるのは目に見えているから、橋本君にはあたし達の関係を内緒にする事を提案し、何だかんだで常識のある彼は頷いてくれた。
残念ながら、社内での橋本君の態度は以前とほとんど変わらないけど…
それでも有り難い事に、誰もあたし達が付き合っているとは思わないみたい。