続・星屑チョコレート【短】
「自分は無視ばっかりするくせに、俺が無視すると怒るんですか?大体、俺達の関係を内緒にするって言ったのは、繭さんでしょう?それなのに、こんな所でこんな事するなんてどういうつもりですか?」
相変わらず温度の無い声で話す橋本君に、ぐうの音(ネ)も出なかった。
腹立たしさはあるのに、それよりも胸の奥をチクチクと刺すような痛みの方が気になってしまう。
いつも辛辣な態度でいるのは、自分(アタシ)の方…。
だから…
「だからって、そんな言い方しなくても……」
こんな事を言う資格が無いのはわかっているけど、それでも橋本君ならこんな自分(アタシ)を受け止めてくれる気がしていた。
だけど…
相変わらず温度の無い声で話す橋本君に、ぐうの音(ネ)も出なかった。
腹立たしさはあるのに、それよりも胸の奥をチクチクと刺すような痛みの方が気になってしまう。
いつも辛辣な態度でいるのは、自分(アタシ)の方…。
だから…
「だからって、そんな言い方しなくても……」
こんな事を言う資格が無いのはわかっているけど、それでも橋本君ならこんな自分(アタシ)を受け止めてくれる気がしていた。
だけど…