続・星屑チョコレート【短】
「俺だって、傷付く事くらいありますよ?」
橋本君に、こんな事を言わせてしまったのだ。
「きっと繭さんが思ってる以上に、俺は繭さんの事が好きです。だから、繭さんの気持ちがすぐに追い付いてくれなくても、繭さんの傍にいられるだけでいいと思ってました。だけど、もう限界かもしれません……」
「え……?」
予期しない言葉に、思わず息を呑んだ。
無理に微笑む橋本君の表情が痛々しくて、抉(エグ)られている気がする程に胸の奥が痛い。
一度視線を伏せた彼が、息をフッと吐いた。
「だって……」
それから、橋本君は諦め混じりの悩ましげな表情を見せ、ゆっくりと続けた。
橋本君に、こんな事を言わせてしまったのだ。
「きっと繭さんが思ってる以上に、俺は繭さんの事が好きです。だから、繭さんの気持ちがすぐに追い付いてくれなくても、繭さんの傍にいられるだけでいいと思ってました。だけど、もう限界かもしれません……」
「え……?」
予期しない言葉に、思わず息を呑んだ。
無理に微笑む橋本君の表情が痛々しくて、抉(エグ)られている気がする程に胸の奥が痛い。
一度視線を伏せた彼が、息をフッと吐いた。
「だって……」
それから、橋本君は諦め混じりの悩ましげな表情を見せ、ゆっくりと続けた。