マリッジブルーにさせたくて~男友達と~【TABOO】
「…好きだよ。灯莉。ずっと好きだった」
「勇志…」
「キスしていい?…頑張って諦めるから」
諦めることなんてきっと無理。それでも勇志は灯莉に対し、優しく、灯莉が自分を責めないようにとしてくれているというのに灯莉は勇志を失うことを恐れていた。
きっと、キスをしたら友達として居られないだろう。それでも、断ることができないのは此の場に及んでもまだ、勇志と友達でいたいと思っている自分がいるから。
私はどう行動するのだろう。
理性を保つのか壊すのか──
正しい答えなんて分からない。それなら──
「勇志…」
「キスしていい?…頑張って諦めるから」
諦めることなんてきっと無理。それでも勇志は灯莉に対し、優しく、灯莉が自分を責めないようにとしてくれているというのに灯莉は勇志を失うことを恐れていた。
きっと、キスをしたら友達として居られないだろう。それでも、断ることができないのは此の場に及んでもまだ、勇志と友達でいたいと思っている自分がいるから。
私はどう行動するのだろう。
理性を保つのか壊すのか──
正しい答えなんて分からない。それなら──