ブラック プリンセス Ⅱ
あたしがそう言うと、
瑠璃以上の睨みを
私に向けてくる2人。
こわっ!!
それを見て瑠璃は
諦めたみたいで、
武くんたちと話し始めた。
よかった。
一人安心している間に
「ついたよ?」
いつのまにか倉庫に
着いていた。
私が車から降りると、
後から皆も出てきた。
そして、倉庫にはいり、
いつも通り、みんなに
挨拶されて、幹部部屋に
入ろうとしたとき、
「おい。」
先頭を歩いていた
隼人が後ろを振り向いて、
「倉庫には来てもいいといったが、部屋に入ってもいいとはいってねぇ。」
「「え?」」