ブラック プリンセス Ⅱ




瑠璃につれられて
倉庫の外に出た。



「ちょっとなんなのよ。あんたいつもあの部屋にはいってんじゃないの?恥かかせないでよね。」




私のせいじゃないじゃん。

そう思ったけど、


「ごめん。」



と謝った。



はぁ。

まじあり得ない。
素直に謝ってる、私も。
部屋にはいることを
拒んだ隼人たちも。



仕打ちは私が、全部受けることになるんだから。





でも、
ちょっとだけ嬉しかった。


私は特別だって
いってくれてるようで…



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