ブラック プリンセス Ⅱ





「すいません…。」


「そっか。」


「美玲さん!!なんであんなやつのいいなりになるんすか!?総長達にいいにいきましょう!!」


「やめてっ!!!」


私の腕をつかんで
倉庫にはいって
いこうとしていた和樹に
向かって叫んだ。



「お願い…。隼人達には言わないで欲しい…。私の問題…。」




弱々しく口から吐いた
私に和樹は、



「美玲さん……。」


悲しそうな顔をして


「なんかあったら必ずいってください!俺は美玲さんの味方っすから!」



「ありがと…。」



ごめんね。



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