新撰組~時を超えた出会い~
・・・・は!?
なんだここ!?東京か…?
背の低い、昔の建物が並んでいる。
しかも歩いている人全員和服…。
みんな頭でも壊れたのか?…いや、私が頭がおかしいのか…?
何時代だよ…、江戸か…?
と言うより、私タイムスリップでもしたのか?
いやいや、ありえない。昔の時代が生きているはずがない。
一秒前はもう止まっているはず‥‥。
空間を違反しているようなことだ。
もしタイムスリップしているはずなら、私、生まれてないんじゃ…、平成の時代、
いま、どうなっているんだろう・・・。
てっか、ここどこだ?江戸‥?京都?大坂(阪)?
と、とりあえず、優しそうな人に声をかけて、聞いてみるか…。
「あ、あの」
「はい。私ですか?何でしょう?」
可愛らしい美人のお姉さんに声をかけた。怪しまれぬかいいが…。
「えっと、ここどこですか…?」
「え?京よ。」
「きょ、京!?」
「え、えぇ」
「えっと、何時代で今何年ですか‥?」
「え!?江戸時代よ。今は、文久三年よ。」
「え、江戸時代!?」
驚いた。いや、相手も私の驚いてはっした大声に驚いている。
「はい‥。」
「文久三年…。」
まさか本当にタイムスリップしたのか…?
いやいやまさか‥‥。