新撰組~時を超えた出会い~
~肆章~
翌日
-土方said-
「・・・ん」
朝か・・・・。
昨日はいろいろあったな・・・・。
布団をたたみ、着替え、障子を開け外に出ると、
ーガラッ
ーぐにょ
あ?ぐにょ?
下を見ると
「うわああ」
と驚きの声を上げてしまう。
すると別のほうから
「どうしたんです?土方さん。うるさいですよ」
寝起きなのか、眠たそうな総司が俺の部屋の前を通りかっかた。
「いや、だって、下」
「ん?下?」
総司が下を見ると、
「ま・・・ひろさん?・・なんでここにいるんですか?」
「俺だってしらねーよ。部屋を開けたら、こいつが倒れてんだ」
それは、俺の部屋の前で、うつ伏せになって倒れている黒崎だった。
「・・・ん?・・うるさいなぁ・・・」
すると、俺たちの声に気付いたのか、黒崎が起きた。
「・・ん?・・・」
黒崎は起き上がりながら、
「・・なんでこんなころとにいるんだ?」
「なんでって、しらねーのか?」
「あん?・・土方?・・・沖田さん?」
えっまさか今気づいたのか・・・