新撰組~時を超えた出会い~
夕食、永倉、沖田を除いて食べていた。
ふと、左隣の沖田の席を見た。
そういえば昨日、私が芹沢といっしょに食べないのはどうしてって聞いて
訳が分かった後、食事につこうとして、ふと、沖田さんのほうを見たとき、
沖田さんは何か思いつめた湯女鋭い目つきで食事をにらんでたな。
沖田さん、って呼んでも気づかないし、何回か呼んだら我に戻った。
なんでだろう・・・
「そっちに何かあるのか?」
「ふへぇ!?」
いきなり声をかけられびっくりした
右隣の斎藤さんに声をかけられた。
「なぜそっちを見るのだ?」
「なぜって・・・」
私が返答に困っていると
「沖田が心配か?」
「心配っていうか、その・・・昨日の夕飯の時、芹沢のこと聞いた時、すごい顔で夕飯を睨んでたから」
「・・・・そうか」
そういい、食事に手を付けた。
え?それだけっすか??
あの~斎藤さん??
いや~ほんとにミステリアスだな・・・