新撰組~時を超えた出会い~
-真紘said-
夕方になりやっと屯所に戻った。
屯所に戻ると
「あ、おかりなさい」
廊下で沖田さんと会った。
「ただいまー」
「あぁ」
「あ、芹沢さん。お梅さん来ていましたよ」
お梅さん・・・?
「あぁ」
と自分の部屋へ戻っていった。
たぶん。
お梅って、芹沢の愛人?
「どうしたんです?真紘さん」
「え?」
まさか、顔に出てた?
「あ、いや、お梅さんって、芹沢の愛人かなって」
「まぁそんな感じです。今月に入ってから、いや、先月の終わりごろから出入りしているんですよね」
「へ~」
やっぱり、愛人。
それにほんとに出入りしてるんだ。
「まぁ、私たちにとっては特に関係ありませんしね。困ることとかないですし」
「ふ~ん」