新撰組~時を超えた出会い~

-真紘said-

夕方になりやっと屯所に戻った。

屯所に戻ると

「あ、おかりなさい」

廊下で沖田さんと会った。

「ただいまー」

「あぁ」

「あ、芹沢さん。お梅さん来ていましたよ」

お梅さん・・・?

「あぁ」

と自分の部屋へ戻っていった。

たぶん。

お梅って、芹沢の愛人?

「どうしたんです?真紘さん」

「え?」

まさか、顔に出てた?

「あ、いや、お梅さんって、芹沢の愛人かなって」


「まぁそんな感じです。今月に入ってから、いや、先月の終わりごろから出入りしているんですよね」

「へ~」

やっぱり、愛人。

それにほんとに出入りしてるんだ。

「まぁ、私たちにとっては特に関係ありませんしね。困ることとかないですし」

「ふ~ん」
< 72 / 83 >

この作品をシェア

pagetop