サラリ-マンと女子高生
自分で言ったあとに我ながら言い訳にしか聞こえないなと思った
「じゃあ…行くけど……なんかあったら電話してね」
「由梨、なんか保護者みたいだよ」
「当然。千咲は大事な私の子供です」
「なにそれ」
ちょっと拗ねてみる
「あ、本当にやばい!
じゃあね千咲、気をつけて!」
由梨はそう言うと一気に廊下を走っていった
私も帰ろう
北斗と別れてからは一人で帰ることが多くなったな…
慣れてきたけどその慣れが寂しいかも
今日はバイトもないし家でゴロゴロしてるかな