サラリ-マンと女子高生




自分で言ったあとに我ながら言い訳にしか聞こえないなと思った



「じゃあ…行くけど……なんかあったら電話してね」



「由梨、なんか保護者みたいだよ」



「当然。千咲は大事な私の子供です」



「なにそれ」

ちょっと拗ねてみる



「あ、本当にやばい!
じゃあね千咲、気をつけて!」



由梨はそう言うと一気に廊下を走っていった



私も帰ろう


北斗と別れてからは一人で帰ることが多くなったな…


慣れてきたけどその慣れが寂しいかも



今日はバイトもないし家でゴロゴロしてるかな



< 13 / 45 >

この作品をシェア

pagetop