ｻﾗﾘ-ﾏﾝと女子高生

「お前相変わらずだな」



「圭吾もあんまり変わらないけどね」



正直言って圭吾に乗せてもらってなかったら電車に乗り遅れていたと思う


あとでちゃんとありがとうって言わなきゃ…



「…ねえ圭吾彼女は?」



「あ?今いね－よ?」


その一言に私はﾎｯとした


彼女がいたら彼女さんにも申し訳ない


2次被害を危うくだすところだった



「圭吾でも彼女切れることあるんだ。…意外」



「お前俺のことなんだと思ってんだよ」


「だって圭吾のことｶｯｺｲｲって言ってる人私の周りにもっぱいだよ?」



「まじで?
ちょ、今度紹介して?」



「はいはい今度ね」



「本当かよ?」



圭吾が運転しながら私の方を見る