サラリ-マンと女子高生



「良かった」



きっと川上さんのことだからもっと早くから待っていてくれてたんだろう


でもそれはあえて聞かないことにした



「お昼は?もう食べた?」



「いや、まだです」



「じゃあどっか食べに行こっか」


「はい!」



こんなかっこいい人と食事出来るなんて、今日しかないと分かっていても嬉しくて顔が綻ぶ



「和・洋・中…どれがいい?」



「…川上さんは?どれが好みなんですか?」



「う-ん俺は洋食が好きかな」


うん、なんか洋食を食べる川上さん、画になるかも



「じゃあ洋食で!私も洋食好きなんです」



「了解。じゃあ俺が一昨日に見つけたおすすめのとこに行こっか、意外と近くにあるから」



「はい!」
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