サラリ-マンと女子高生
「颯」



「…そう?」



「俺の下の名前。」



そういえば、まだ下の名前聞いてなかったんだ



「颯さん、こんな綺麗なところに連れてきてくれてありがとうございます」



「そんなに喜んでくれてありがとう、じゃあ中入ろっか?」



なぜか逆にお礼を言われてしまった



颯さんはお店のドアを開けると、私が店に入るまでドアを押さえてくれる



「…完璧すぎる」


私がそっと呟く


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