サラリ-マンと女子高生
「川上さん!」
店員さんの甲高い声が響く
「あぁ芹沢さんこんにちは」
それに対して颯さんの冷静な声が対応する
「また来て下さったんですか?」
この人もきっと颯さんのことが好きなんだろうな、直感で思った
芹沢さんという人は私のことなんか目もくれずに颯さんと話し始める
なんか、寂しいな…
「それで昨日なんか私店…「芹沢さん、この子待たせたくないから席、案内してもらっていいですか?」
「え?」
芹沢さんと私の目が合う
「あ、あぁごめんなさい!こちらへどうぞ」
芹沢さんは川上さんに極上の笑顔でそう言うとその後に私のことをじろりと見ていった
「ごめんね千咲ちゃん」
「大丈夫です!颯さんすぐにやめてくれたから…」