お姫様を救え! ~女子高生勇者とオ〇〇たち~
この人に逆らってはいけない…
ともこは隣でうじうじ言っているオ=ウージを無視し、心のなかでそう誓った。
「こんなところで話すのもいやだから、そろそろ城に戻りましょう。お茶の用意もしてきたのよ」
と筋肉ムキムキお姉さん(オカマなどと呼べるわけがない)がおっしゃったのでともこは素直に従った。
「ごめんなさいね、勇者さま。いきなり呼び出したりして。
私たちすごい困ってたのよ」
そういいながらオカマさんはあるきだす