お姫様を救え! ~女子高生勇者とオ〇〇たち~
キュ~ッ
ともこの腹の虫が鳴いた
カーマはクスッと笑い、使用人らしき人を呼び、軽食を、と言った。
「す、すみません!」
「あら、気にすること無いのよ。あなたは勇者。私があなたを呼び出したの。私たちはあなたをもてなす立場なんだから。」
カーマはにこやかに話した。
ウージといえばカーマにこっぴどく叱られてソファーの端の方に腰掛けていた。
「カーマ…さん、あの勇者とか呼び出したとか…良くわからないのですが」
「そうね、そうよね。ならその辺のことは食べながら話しましょ。」
そういってカーマはパチンと指を鳴らした。