君に逢いたくて~最後の手紙~
「…うっ。わーん!」


やだあ!


どうしよう…



…はあ……


ここ、どこなんだろう…




自分のいる場所が分からない私は、
途方に暮れていた。



ほんとに、どうしたらいいの?


ここは一体どこなの?



誰もいないし。


真っ暗だし…。



服もボロボロだし……




もう…


…やだ……



はあ…何かないかな?



……あ!そうだ、電話!



とりあえず美夏に電話しよう。




そう思った私は、ケータイを取り出し、
美夏に電話をかけた。
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