君に逢いたくて~最後の手紙~
「美夏?大丈夫?今日はあたしの
部屋で一緒に寝よ」


「うん」



私は美夏のお母さんに一言お礼を
言って、美夏の部屋に行った。




―ガチャ


美夏が部屋の扉を開け、電気をつける。



「ここに寝ていいからね」



そう言って美夏が指したのはベット。



「うん。ありがとう」



美夏はほんと優しいね。




そう思いながら、私は美夏のベットに
入った。



そのあとすぐに美夏はベットの横に
布団を敷くと、美夏も中に入った。



「梨衣奈。明日病院行こうね」



病院か…。


そうだね。



「…うん」



「心配しなくてもいいよ?」


美夏の声、落ち着くな…。


「…ぅん…」


なんだか瞼が重い。


「大丈夫だからね?」


「………」


私は美夏の声を聞きながら、
いつの間にか眠りについた。
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