君に逢いたくて~最後の手紙~
「やだ!」



そして隼人は私の服を引き裂く。



「いや!やめて!」


私は必死に暴れる。



「楓!押さえろ!」



「うん!」


楓が私の足を押さえ、私は
動くことができなくなった。



隼人は嫌がる私を見て、
ニコッと笑った。



でも目は笑ってない。





そして…私と隼人は1つになった。




「やーだあ!わーん!」



私は泣き叫ぶ。



隼人…


やめてよ……



私、すごく傷付いてるのに…



どうして隼人までこんなことするの?
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