君に逢いたくて~最後の手紙~
落ち付くなぁ。


気持ちいい…。



私は目をつむりながら、
そんなことを考えていた。





「……り…いな?…」



…え……?



…え?…この声って……。



グスッ…



涙が止まらない…。



「梨衣奈。会いたかったよ」




私はそっと目を開け、
後ろを向いた。



目の前には…




私の…愛しい人。



「…ゆ、うと。優斗!うぇ~ん。
私も会いたかったよぉ。優斗ぉ」



私は優斗に抱きついた。
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