君に逢いたくて~最後の手紙~
新しい生活
ずっと抱き合っていた私たち。
気がつけば、陽がだんだん
傾いている。
時計を見ると夕方の4時だった。
「優斗…」
私が名前を呼ぶと、
優斗は私から少し離れ、
私の顔を見つめた。
「梨衣奈…帰ろう?」
「………」
……正直…帰りたくない。
もう隼人には会いたくないから…。
それに、帰ってももう…
学校には行けない。
隼人が私の写真、
ばらまくって言ってたから…。
「どうしたの…?」
心配そうに聞いてくる優斗。
気がつけば、陽がだんだん
傾いている。
時計を見ると夕方の4時だった。
「優斗…」
私が名前を呼ぶと、
優斗は私から少し離れ、
私の顔を見つめた。
「梨衣奈…帰ろう?」
「………」
……正直…帰りたくない。
もう隼人には会いたくないから…。
それに、帰ってももう…
学校には行けない。
隼人が私の写真、
ばらまくって言ってたから…。
「どうしたの…?」
心配そうに聞いてくる優斗。