君に逢いたくて~最後の手紙~
その後私たちはお風呂に入り、
2人でソファーに座り
まったりしていた。




―ピロロローン♪



私のケータイが鳴った。



私はケータイを手に取り、確認する。





「なんて?」



じっとケータイを見ていると、
優斗がケータイをのぞき込んできた。




「うん。お母さん、今日は休んでる人の
代わりをするから、帰るの
遅くなるって」



なんか仕事先の人が無断欠勤したらしい。



「へー」



優斗は隣でうなずいている。



じゃあ、もう寝よっかな。



眠いし…。




「優斗、私もう寝るね」



「うん。俺まだ起きてるよ」



私は優斗におやすみを言って、
自分の部屋に行ってすぐ、
眠りについた。


< 169 / 209 >

この作品をシェア

pagetop