君に逢いたくて~最後の手紙~
次の日。


朝早くに、美夏から電話が
かかってきた。


内容は、明後日みんなで海に
行くことになったから、
水着を買いに行こうというもの。


「あ!りーいーな!」


ん?


あ!美夏!


開けていた窓から美夏の大きな
声が聞こえた。


「美夏、そんな大きな声
出さなくても聞こえるよ?」


「そう?」


「うん!」


美夏ってほんと可愛いな!


「ちょっと待ってね!
今行くから!」


「オッケー!」


私は美夏の返事を聞いて、
急いで下に下りて行く。


―ガチャ


「美夏、お待たせ!」


「うん。じゃあ行こ!」


私たちは駅に向かった。


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