君だけに。
結局、教室についたのは
2時限目の終わり。
既に終業式は終わっていて、
3時限目は、学活だ。
「香澄、何 寝坊?」
休み時間、いつものように
瞳美が私の席まできた。
「うん。全然ご飯食べてないし
お腹すいた~。」
「っても、今日3時限で終わりじゃん。
我慢しな」
「うぇーい」
そんな会話をしていると、
遥夏君が、こっちに来た。
「神崎おはよ。」
なんか…
爽やか!
私またクラスの女子に
注目されてるよ。
まあ、いつも絡んでんのが、
心と遥夏君ってゆー、二大モテ王だから
しようがない。