君だけに。
キュピーーンっっ
心が!!
それだけでテンション上がってるし。
てか、心 私の持ってるシャーペンとか知ってるんだ。
一日のほとんど、寝てるイメージだったけど…
なんか、嬉しい…。
「ってことは、あんたのせいで
私はお気に入りのシャーペンをなくしたって
落ち込んでたって訳ね!?」
「は!?ちげーだろ!そもそも、
お前が落としたのが悪いに決まってんじゃん。」
もっともです。
でも、面白いから続けちゃう。
「あんたが拾わなかったら、
見つけてたかも知れないじゃん!」
「こっちは、拾ってやってんだよ!
ありがたく思いな」
「とか言って、使い―…」
私は反抗しようとした途中で
言葉を止めた。